Soon after the release of our ProCamera 4.1 update, Japanese blogger Siso shared his in-depth photo review posts of the new two-step Exposure Boost feature. He kindly agreed to us reposting both articles on the ProCamera site.
The articles are in Japanese but can be followed with Google Translate.
Blog Post 1: New Procamera Two Step Exposure Boost
なんだかよくわからない新機能、「2段階露出ブースト」ってどんな機能か試してみました。通常、iPhone4Sの標準カメラですと、シャッター速度が「1/15s」までしか遅くならないのですが、この機能を使うと、本当に「1秒」まで遅くなるみたいです(多重撮影による擬似かどうかはちょっとわからないですが、撮影前の表示を見ていると、本当になっているような気がします)。
2段階露出ブースト。まずはライブヒストグラムを有効に。
本機能について、アプリの説明を読むと、以下のようなことが書いてあります。
1. 露出値表示 (ライブヒストグラムを有効にした状態) をタップし「手持ちモード」を有効にすることで、1/7秒までのシャッタースピードを設定できます。
2. 露出値表示を長押しして「三脚モード」を有効にすることで、1秒までのシャッタースピードを設定できます。これは、三脚を利用した夜間の撮影に最適です。
なんとなく、自分でシャッター速度を設定できるようなイメージに受け取れるのですが、あれこれいじってみても、そんな感じはしません。が、あれこれいじっている内に、どうも、自動的に設定されるシャッター速度の下限(数字が大きいほうが「遅い」と表現されることが多いので、「下限」と表現してみました)を設定する機能のようです。
標準カメラアプリでは、真っ暗なところで撮影しても、シャッター速度の下限は「1/15s」までしか下がりません(iPhone4Sにて)。しかし、プロカメラ4.1の機能を使うと、どういう仕掛けかわかりませんが、「1/7s」や「1s」まで遅くすることが出来るようです。撮影前のモニタ表示を見ていると、多重撮影(多重露光)によるものではなく、本当にシャッター速度が落ちているように見えます。
プロカメラ、以前、「置きピン」ができる!と絶賛しましたが、ほんと、オリジナルな機能といいますか、不思議な機能を実装してきて楽しませてくれます。
使い方ですが、まずは、ライブヒストグラムを有効にしてみます。有効にするには、シャッターボタン右のモード切替ボタンを押してメニューを表示すると、その中に、ライブヒストグラムがあります。これをタップすることで、ライブヒストグラムが有効になります。
この、グラフがウニョウニョ動いているのが、「ライブヒストグラム」です。最近は、コンデジなんかでも表示できる機種が多いですよね。これで、撮影状態のバランスを確認します。でも、iPhoneの場合、あってもあまり意味が無いような気がします…。まあ、左にグラフが寄っていたら、しっかりiPhoneをホールドして撮影、右にグラフが寄っていたら、ちょっと明るすぎかな?とか考えるぐらいかも。
左下の「1/20s」(シャッター速度)をタップすると、黄色枠に変わります。これがどうも説明にある「手持ちモード」のようです。手持ちのアイコンに変わるところを後で紹介します。また、長押しすると、赤色枠に変わります。これがどうやら「三脚モード」のようです。
さて、シャッター速度を下げるため、真っ暗な状態にしてみました。これで、シャッター速度が最遅まで下がるはずです。どうなるでしょうか?
お、見事に「1/7s」、「1/1s」に下がりました。アイコンを見ると、確かに「手持ち」と「三脚」(足は二本しか見えませんが、きっと三脚です)になっています。つまり、この「2段階露出モード」というのは、どうやら、シャッター速度の下限を設定するもののようです。
それにしても、多重露出を使わずに1/15sを下回るなんてすごいな。
効果のほどを試したかったのですが、外は既に明るくなってしまったので、また、夜にでも試し撮りしてみます。ワクワクするですね!
バッテリーの減り具合について
カスタマーレビューに書いてあったのですが、確かにバッテリーの減りが速い気がします。ライブヒストグラムを表示しているとバッテリーの消費量が大きいのかもしれません。これについては現在検証中です。バッテリー消費計測は結構時間がかかるので、明日ぐらいには結果をレポートできるかと思います。
フォーカスロックじゃなくて「置きピン」とは?
プロカメラが気に入っている絶対的なたった1つの理由は、「置きピン」ができることです。
「置きピン」とは、オートフォーカスであわせるのが困難な被写体(小さなもの、丸いもの、車通過等のフレーム内に飛び込んでくるようなもの)を撮影するために、あらかじめ、別の被写体でフォーカスをロックしておくテクニックです。フォーカスロックできるカメラアプリはいくらでもありますが、実際に「置きピン」として機能してくれるのは、このプロカメラだけです。
置きピンについては、以下のエントリでいろいろと書いていますので、参考にしてください。
2013.04.01 iPhone/iPod touch –昨日、お花見行ってきました。
置きピンができる唯一のカメラアプリ・プロカメラ。超オススメ。
こんなのとか…
こんな写真が撮れるようになりました。
置きピンができるようになってから、本当に撮影の幅が広がりました。iPhoneには光学ズーム機能がなく、焦点距離は短め(広角)です。そのため、前景ボケ、背景ボケの表現が難しくなります。前景ボケ、背景ボケを作り出そうとすると、どうしても、小物に近づいた撮影を行う必要があります。このとき、当然、被写体にビシっとフォーカスをあわせないといけないわけで、これが標準アプリだと(iPhoneが採用しているAF方式だと)なかなか合わないのです。
前景ボケ、背景ボケについては、以下のエントリにて説明していますが、これを意識できるようになると、写真の奥行きが、ぐぐっと出るようになります。
2012.09.03 iPhone – iPhone4Sのカメラでも被写界深度を意識すれば、前景ボケ、被写体くっきり、背景ボケも可能。
相変わらず復活しないボリュームボタンシャッター機能
本体のボリュームボタンを押してシャッターを押すことはあまりありませんが、イヤホンマイクのボリュームボタンを押してシャッターを切りたいシーンは結構あります。本体で操作すると、どうしても「ブレ」が起きてしまうのですが、イヤホンマイクを使えば本体を触ることがありませんので、ぶれる心配がありません。とりあえず、タイマーで撮影していますが、やっぱり、狙ったタイミングでシャッターが押せないのでイマイチです。
この機能削除、2013/01頃のリリースで、Appleから要請があったようで、それで削除されたみたいです。
2013.01.12 iPhone/iPod touch – プロカメラのボリュームトリガ(シャッター)がAppleからの要請で廃止。
もし、標準カメラアプリの差別化のためだったら、アップルさん、怒っちゃうぞ~状態ですが、実は、2013/02頃にアップデートされたカメラアプリで、「ボリュームボタンシャッターが帰ってきた!」というリリース情報がありました。もしかしたら、2013/02の時点で、再び許可が出るようになったのかもしれません。「Camera Awesome」という無料のカメラアプリですが、無料なのにかなり高機能です。
今日の一言二言三言
プロカメラの「2段階露出ブースト」機能は、シャッター速度の下限を設定する機能の模様。
SISOは、最初にプロカメラV4.1の新機能説明を読んだときには、「シャッター速度が設定できるようになったのかな?」と思ったのですが、いじった感じでは、上記のような結果になりました。
でも、シャッター速度やISO感度をマニュアル設定できるようになったら、さらに面白いと思います。期待しています。開発者殿、お会いしたことはありませんが、よろしくお願いします。
Blog Post 2: ProCamera Exposure Boost – Photo Comparison
プロカメラのV4.1がリリースされて、現在、2段階露出ブーストという機能が追加されています。シャッタースピードが遅くなれば、確かに露出が増加しますので(なんだか艶かしい言い方)ブーストと言えばブーストかな。薄暗い状況では威力を発揮しそうなので、比較撮影してみました。
撮影比較方法
薄暗いところで実際に撮影してみるのが手っ取り早いかと思い、iPhoneを三脚に固定し、標準カメラアプリでギリギリ撮影できるぐらい明るさのものを撮影することにしました。この「ギリギリ」の明るさというのが難しく、結局、撮影はベランダで行い、明るさの調整は、部屋の明るさ+カーテンで調整しました。
普段、こんなミニ三脚を使っていますが、今回は比較実験ということもあり、三脚の雲台部分を、大きな三脚に取り付けました。
実はこのミニ三脚、脚の部分とスマホ(携帯電話もいけます)をはさむ分が別々の製品になっていまして、上記のように、普通の三脚に取り付けることもできます。逆に、ミニ三脚の脚の部分で、普通のカメラを取り付けることもできます(大き目のコンデジだとちょっと重さ的に無理がありますが…でも無いよりずっと良いです)。
2012.03.19 iPhone/iPod touch – スマホ用に使っている三脚(手ぶれ防止にいいです)の話とか。
まずは標準カメラアプリ
撮影情報を確認すると、露出時間は1/15sでした。ISOは800です。まあ、こんなもんでしょう。うっすらと黄色い花が写っているのがわかりますでしょうか?右上の板状のものはベランダの手すりです。
この、「標準カメラアプリで、ほんのり薄っすら写る」という状況を作るのに、なかなか苦労させられました。真っ黒だと、なんの比較しているかわかんなくなっちゃいますから。
プロカメラ+標準モード
続いて、プロカメラの標準モードです。標準と言うだけあって、標準のカメラアプリと差異は無いようです。撮影情報を確認すると、標準カメラアプリと同じく、露出時間1/15s、ISOは800でした。
プロカメラ+手持ちモード
お、さすが、露出時間1/7sです。手すりのあたりだけみてもあまり差はありませんが、花のあたりは少し明るくなってきました。露出時間はちゃんと1/7sで記録されています。まあ、アプリが書いていると思われるので、この数値は参考程度なものかも?でも、撮影結果としても、明るくなってきていますので、実際にそのとおりではないかと思います。
プロカメラ+三脚モード
最後は、プロカメラの三脚モードです。これは綺麗!です。
撮影情報を確認すると、露出時間がちゃんと1sになっていました。ISOは800です。さすがに明るく写っています。これぐらい明るく写るとなると、夜景撮影なんかのシーンでも、単に光が写るだけでなく、景色もきれいに写すことができそうです。これは楽しみ!
一般的な話ですが、ISO感度が大きくなると、画像が荒れてきます。静止状態の被写体であれば、なるべくISO感度を下げてシャッター速度も遅くして対処したいところです。2段階露出ブースト(相変わらず、名称に抵抗あり…)機能があれば、なるべく?精細な写真が撮れそうです。
おまけ Night Modesで勝負!
ここで、さらなる比較用に、「薄暗い状況状況での撮影アプリ好敵手」を出してしまいます。「Night Modes」というアプリです。有料ですが、このアプリは露出時間(シャッタースピード)が設定可能なアプリです。できれば、速い方のシャッタースピードも設定可能なアプリがあるといいんですが…。
こちらも露出時間は1s、ISOは800でした。写りそのものは同じ感じですが、色合いが若干異なるところがちょっと興味深いです。発色的にはこちらの方が好みかな?それでも、プロカメラ、専用アプリに対しても、よく健闘しています。
ProCamera 4.1(¥450)
カテゴリ: 写真/ビデオ, ユーティリティ
販売元: Jens Daemgen – Jens Daemgen(サイズ: 25.2 MB)
今日の一言二言三言
プロカメラの2段階露出ブースト機能は、かなり使える!
ということでよいかと。一緒に紹介したNight Modesがあれば、薄暗いシーンでもiPhoneカメラがうなっちゃうわけですが、最新バージョンのプロカメラであれば、このアプリが1つあればOK!ということになるかと思います。
それにしても、後は、シャッタースピードとISOが自由に設定できるようになれば、もっといろいろなことが出来そうなのですが、そういうアプリを開発するのは難しいんでしょうか。あとで写真編集アプリで修正するのもいいですが、やっぱり、オリジナルに意図を織り込まないとできないことってあるかと思います。まずはオリジナルデータをしっかり意図を持って撮影できるのが気持ちいいかなって思いますので、そういうアプリが現れるといいなぁ。
Hallo,
I’m big fun of Pro Camera and every day I try take a pics more “pro”. Google translator doesn’t work for this post.
There is a chance that the article will be in the future, translated into English, please?
Google chrome does translate this article to your languarge if you don’t disabled the auto translate